2006年8月19日

あの頃の夏に僕らは

あの日も確か、よく晴れた夏の日。
十数年ぶり、二回目の沖縄。国体九州ブロック。

『インターハイなんかより、こっちで県の代表として活躍を・・・』
おエライさん方の言うコト、半分も聞いていなかった。

IXY_00385.JPG
奥武山公園弓道場。
ここは何も変わってない。何も。

結果は散々。でも。
『思い切り愉しんでこい』
顧問の言葉はしっかりと守った。

IXY_00383.JPG
誰かが彫ろうとしてた名前。
残ってるなら、どの辺にあるんやろ。

沖縄を発つ朝。捕まえたタクシー。
『キレイな海が見えるところへ』


あの頃の夏に僕らは ふざけあって 声をかけて
あの頃の夏に僕らは 白いしぶき うんと跳ねてた

南部の浜辺。
カメラに向けて笑う、大敗したばかりの自称"歴代最強の四人"。

――ふと気がつけば、あれからもう十年。

自分も含めたありとあらゆるものが、
あの頃想像だにしなかったところを流れてやがる。


遠くまで 遠くまで 遠くまでじっと見つめてた
灼きついた青い海 こすってもきっと消えない

次の十年。
今度は、どこで誰と何をやってるんやろ。

background music
あの頃の夏に僕らは / Hooper
あの浜辺、今でも何か残してきたままのような気がするんよな。
投稿者 Kazoo : 2006年8月19日 00:19
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