2004年4月26日

イラク人質は「反日的分子」?

自民党の柏村武昭参院議員(60)が26日の参院決算委員会で、イラクで人質にされた日本人について「自衛隊のイラク派遣に公然と反対していた人もいるらしい。もし仮にそうだとしたら、同じ日本国民であってもそんな反政府、反日的分子のために数十億円もの血税を用いることは強烈な違和感、不快感を持たざるを得ない」と述べた。  また中国人による犯罪の対策や刑務所の処遇をめぐり「中国なんかはろくな裁判もないし、刑務所の中にも外にも、人権なんてものは恐らくないんでしょ」と語った。  柏村議員は質問後、「日本のやり方に反しているのだから反日的分子。(不適切だと)思う人はいるかもしれない。ぼくの考えだから」と議員会館の事務所で報道陣に説明し、発言を撤回する考えのないことを示した。(共同通信)

久しぶりに腹が立った。政治家という社会的地位のある人の、公の場で述べたコメントの影響が「ぼくの考え」程度で収まると思っているんだろうか。人質事件の被害者や家族が中傷被害で苦しんでいるという時に追い討ちをかけるような発言。最近の政治家はTPOもよく分かっていないらしい。

投稿者 Kazoo : 2004年4月26日 22:36
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