2004年5月22日

インプリンティング

部屋の掃除をしていたら、ダンボールの中から「いいひと。」の単行本が出てきた。
久しぶりに読み返して結局片付けは中断。掃除中のサガだなぁ。

で、一通り読んでみて、思わず苦笑い。登場人物たちの仕事に対する価値観、
これって今の自分のまんまだわ。

考えてみれば、これを読み出した時は高校生。まだ働いている自分なんて想像も
できなかった頃。社会人になってからはすっかり忘れていたけど、
「こういう風に生きていけたら」ってのが、どこかにあったのかもしれない。

最終巻のあとがきを読んでいて、作品のテーマが記載されていたことに初めて気づく。

「ものごとの常識やノウハウに縛られないで、もう一度人として本当にいいことを思い出すことが出来たら」

...やれやれ。ホント、まんまだわ(苦笑)

background music
Anything But Ordinary / Avril Lavigne

ちなみに、「いいひと。」ってこんな話。(公式サイト SHIN Pre.com!より)
●北海道にすむ大学生、妙子の彼氏ゆーじはこれから厳しい社会人生活というのに「周りの人の幸せが自分の幸せ」と言い切る困った人。●「いいひと。」が現実社会で生きるという、現代社会におけるいわば『ファンタジー』によって引き起こされるエピソード、そのことで「本当の主人公たち」が生きる力を思い出していくストーリーを縦軸に、恋人との遠距離恋愛を中心として「もう一人のヒロインたち」とのラブストーリーを横軸に紡がれる、楽しくほろにがく、厳しく、でもきっと元気になる物語です。

投稿者 Kazoo : 2004年5月22日 22:19
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