片付けをしていたら、ふと高校時代の国語の先生を思い出した。
普段は割と控えめだが、中島みゆきを語らせると止まらない。
そんな彼女が最後の授業で紹介してくれた、最も好きだという短歌。
おもふひと おもはぬひとのおもふひと
おもはざらめや おもひしるべく
あまりキレイとは言えない感情なんだろうけど、言いたい気持ちはよく分かる。
kazooさん・・
私、かなり学がないみたいで・・・(汗)
ずーーーっと繰り返し読んでたんだけど、わからないよ・・(><)
意味なんて聞かずに心で感じるっていうのが必要なのだと思うのだが
教えてください・・・
Posted by: wakanatsu : 2005年3月22日 23:02大丈夫、自分も最初はさっぱりでした(笑)
では解説をば。
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登場人物は三人。
1. おもふひと(=想う人:自分)
2. おもはぬひと(=(想う人を)想わぬ人:自分の好きな人)
3. おもはぬひとのおもふひと(=想わぬ人の想う人:自分の好きな人が好意を寄せている人)
1の人(自分)は2の人に好意を寄せているけれども、肝心の2の人は3の人が気になっている。
(3の人がどう想っているかは分からない)
で、要約すると、こんな感じになります。
私はあの人に想いを寄せているのに、あの人には他に好きな人がいる。
あの人が好意を寄せている人よ、どうか、あの人を想わないで欲しい。
想いが届かず、こんなにも苦しい私の気持ちを、あの人にも分かって欲しいから。
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以上、件の国語教師の受け売りでした(笑)
これを思い出すたび、日本語って美しいって思います。
kazooさん、解説ありがとう!!
そっかぁ・・いい短歌だね。
意味を教えてもらってから、ちょくちょくのぞいて読んでます。
でも、めちゃくちゃ切ない・・でも、すっごくその気持ち、わかります。
恋愛って、いつの時代も難しいね。