君はもう戻ってこない。どんなに乞い願っても。
最初は受け入れることができなかった。そんなはずがないって甘いことを考えてた。
でも何度問い掛けても、君は答えてはくれなかった。
まさかこんな形で、僕達が終わってしまうなんて。
君を失ったことに気づいたとき、君との思い出が走馬灯のように駆け巡った。
初めて出会った日、一緒に過ごした日々、見上げた空・・・
思えばあの時も、もっと君のことを考えてあげていれば良かったのかもしれない。
そうすれば、あの悲劇も起きなかったに違いない。でも、もう君はいない。
今の僕には、あのコがいてくれる。
あのコに初めて触れたとき、君と出会った時を思い出したよ。
君を失ったことで止まった時間が、あのコと出会ったことで動き出したような気がしたんだ。
あのコと君はよく似ている。あのコに君の面影を捜しているんじゃないか、とさえ思う。
そんなんじゃあのコに失礼だから、君とはもうサヨナラしなきゃ。
今までありがとう。君とみたあの夕日は忘れないよ。
おつかれ初代IXY、そしてよろしく、二代目IXY