[09:00 : 吉野 - 吉野駅]
朝五時起床、六時半出発。
最寄り駅から地下鉄で天王寺まで。
近鉄に乗り換えて、特急に揺られること1時間半。
本日の吉野
・天気:雨時々曇
・最高気温:13℃
混雑していた車内も、社会人らしき人が消え、学生さんが消え。
残ったのは年配の方々十数名と若造ひとり。
片や、割と本格的な登山スタイル。
方や、ジャケットにシャツにジーパン、申し訳程度のマフラー(寒)
振り出した雨に、片や、笑いながら雨天装備を装着し、
片や、手元の折畳み傘に目を落とす。
うぅ、「山をなめるな」と言われているようだ(涙)
吉野駅からロープウェーへ。
小耳に挟んだところ、金曜夜の雨で、桜は散ってしまったらしい。
・・・来たからには行けるところまで行ってみよう。
金峯山寺・仁王門
金峯山寺・蔵王堂
駆け足で通り抜け、先へ。
[09:40 : 吉野 - 吉水神社]
吉水神社
境内右手に「一目千本」の年季の入った看板を発見。
ここなら見晴らしがいいかな?
ドキドキ・・・
・・・。
・・・。
・・・(ため息)。
悔しいので満開の写真を。[吉水神社]
境内。
また来るで。
神社を後に、さらに上を目指す。
少しずつ、花の数が増えてきた。
[10:20 : 吉野 - 吉野水分神社]
吉野に着いて一時間半。目標地点に到着。
早足で駆け上がったおかげで体は温まったものの、
昨日散々酷使した足は早くも悲鳴を上げ始め。
そして徐々に強くなる雨足。
傘差しながらでカメラもろくに構えられない。
・・・このあたりが潮時なのか?
まだ、何も観れてないのにか??
そんな気分を抱えながら門をくぐる。
ん、何か薄桃色の・・・
!!
休んでは撮り、休んでは撮り。
四百年を経た本殿を背に、
しっとり煙る霧雨が桜を艶やかに。
[11:00 吉野 - 吉野水分神社]
すっかり長居してしまった。
体力は回復したものの、相変わらず降り続く雨。
そろそろ昼だし・・・というか、そもそも朝飯食ってないし。
下千本、中千本と歩いて、ここ上千本も散ってたんだぞ?
進んだ歩幅だけ帰り道が長くなるんだぞ?
この天候で何が観れる?荒れると帰れなくなるぞ?
行くか、退くか・・・
悩む横を、タクシーの運ちゃんを先頭に、いかにも観光客なオバサマたちが
楽しそうにすり抜けていく。
・・・。
・・・、
・・・!
っだあぁぁ行ったる!!もうどうにでもなれ!!!
投稿者 Kazoo : 2007年4月16日 23:00京都の桜を撮るってイメージが日記からも強く
伝わってきますが、実はこの時期って新緑も眩しい
絶好の撮影シーズンですよね!!
とはいえ、やはり青空の方が新緑も桜も映えますと!
最後の写真、雨に煙る風景もなんとも幻想的!!
ホント、いい季節ですよね。いい季節のはずだったのに(涙)
でも雨に煙る風景は、これはこれでとてもよかったですよ〜。