不覚。属性"旅人"を名乗るにはあまりにも多すぎる未踏の地たち。
やはり、きりたんぽあたりから攻めてみるべきか・・・
いつものように、何をするでもなく街を歩く。
ちょうど正午を少し過ぎた時間。辺りは相変わらず賑やかな音で溢れ返っている。
俺はカバンからiPodとイヤホンを取り出す。まるで、そんな音を遮るかのように。
交差点で信号を待ちながら、せわしなく行きかう車や人を眺めていると、
耳元から、不意に飛び込んできたフレーズ。
急ぎ足で すれ違う人たち 「夢は叶いましたか?」
・・・
・・・
夢・・・。学生の頃はよく作文を書かされたよな。
そうそう、高校生の進路研究のレポートには大真面目に「宇宙飛行士!」って書いて、
担任から冷ややかなコメントを返されたっけ。ははは。
・・・
そういや、「夢」について考えなくなったのは、いつからだろう?
小さな頃の文集とかには、よくそんな文字が躍ってたハズなのに、
いつの間にか、目の前の現実ばっか気にしている。
俺が最後に考えてた「夢」って何だったっけ?
確か、宇宙飛行士は英語の成績が悪くて断念して、それから・・・
・・・
だ~めだ。思い出せねぇ。
そもそも、それからの俺は夢なんて考えてなかったのかもしれない。
フツーに学校行って、フツーの社会人になって。
「目の前の現実と闘う」なんて言えば聴こえはいいけど、
結局は周りに流されてるだけなのかもしれない。
・・・
・・・なぁんか。つまんねぇオトナになっちまったな・・・。
・・・
・・・
・・・ん。
そういや、何年か前の。
そう、あれは確か、こっちに引っ越すことが決まった年。
アイツが書いて送ってくれた年賀状。
『夢をいつまでも!』
そうそう、あの時は「別に夢なんかじゃねーよ」なんて毒ついてたけど。
・・・
そっか。
俺って、あの頃の『住みたい場所に住む』っていうのを叶えて、今ここにいるんだ。
・・・こういうのも、「夢」にしといてもいいのかな?
全国に遅れをとること6日、ようやくココも明けました(笑)
どうぞ今年もよろしくです。
さて、昨年一年間でウチの音楽プレイヤー"iTunes"に追加された曲は全部で1161曲。
このうち最も再生頻度の高かった100曲から、さらに思い入れのある数曲をご紹介。
昨年、Kazooはどんな音楽生活をおくっていたのか?
Human Nature / 土岐麻子
Why, why, tell 'em that it's human nature
Why, why does he do me that way
追加日:2006/04/16 Ranking:23位
マイケルジャクソンの名曲のカバー、らしい。(だれか原曲貸してください)
ふんわり力の抜けたJazz感は「休日の午後、ぼーっとしたり本読んだりしながら」にぴったり。
旅人 / ケツメイシ
行くあて彷徨って 分かるまで迷って
回り道ばかりの旅でも 自分で選んで
悩むだけ悩んで night & day 悩んで 悩んで行く
追加日:2006/04/25 Ranking:20位
某氏お薦めのPVにより一気にハマる。
『人生とは旅だねぇ』などと中田ヒデでならずとも思わせてくれる一曲。
一人旅のお供に。
スフィアの羽根 / スキマスイッチ
誓った想いは剛く光って夢に舞う羽になる
追加日:2006/09/02 Ranking:9位
昨年夏の甲子園統一テーマ曲。晴天のドライブにぴったりの爽やかさ。
スキマスイッチの曲はタイトルや歌詞の言葉遊びが個人的にツボ。
One More Time, One More Chance / Smooth Ace
いつでも捜しているよ どっかに君の姿を
向いのホーム 路地裏の窓 こんなとこにいるはずもないのに
追加日:2006/01/22 Ranking:23位
山崎まさよしの代表曲のカバー。
ピアノとコーラスのみのシンプルなラインが一層切なさを掻き立てる。
寝る前に部屋の灯りを落としてからどうぞ。
命の星 / 伊禮麻乃
やがて人は時に追われ 空や景色を見なくなった
こんな広い世界だから 知らぬことはまだあるでしょう
追加日:2006/06/26 Ranking:3位
見晴らしのよい場所で夕日を見ながらとかよさそう。終盤サビにトリハダ。
デリシャスオアシス / 伊禮麻乃
どんどん行こう どんどん行こう デリオス アミセ どんどんデレリオス
追加日:2006/06/26 Ranking:39位
不思議なリズムが妙に元気にしてくれる、いつの間にか口ずさんでしまう曲。
真っ赤な空を見ただろうか / BUMP OF CHECKEN
理屈ばかりこねまわして すっかり冷めた胸の奥が
ただ一度の微笑で こんなに見事に燃えるとは
大切な人に唄いたい 聴こえているかも分からない
だからせめて続けたい 続ける意味さえ解らない
追加日:2006/11/24 Ranking:1位
タイトルに似つかわしくない疾走感溢れるロックナンバー。
プレイリスト追加から僅か1ヶ月で2006年再生頻度No.1に登り詰める。
そりゃ夕日撮りに行くくらいだからねぇ。
こうしてみてみると、Top 100のうち、カバー曲が25曲。これはどうなんだろう(笑)