荷物を確認する。
普段気にしない水道・ガスの元栓も念入りにチェック。
さらば我が部屋、また会おう。
連休でもないただの日曜にしては、やけに混雑している空港。
一緒に東京入りするC氏・N氏を探してうろうろしていると、東京から長期出張していた
S氏とT氏に出くわす。6月からのお勤めが終わった彼らも、どうやら同じ便らしい。
飛行機が飛び立つ。窓の外には那覇の街。それもどんどん小さくなってく。
半年ぶりの東京。思ったほど寒くない。離陸した時は高かった陽も、もう暮れ始めてる。
N氏の宿所に到着。先に東京入りしていたY氏も交えて食事に行く。
オフィス街ってコンビニとかファミレスとかしかないな。
N氏Y氏と別れて、C氏と宿所へ向かう。6畳ほどの1K、割と小奇麗。
カップ麺にお湯を注いでから箸がないことに気づく。
洗濯機に洗物を放り込んでからハンガーがないことに気づく。
・・・100均探そ。
明日からは久しぶりの電車通勤。
6時半起床、慌しく準備。
今日を逃すと、しばらく「沖縄の休日」はお預け。
とはいえ、明日の準備を考えると遠出もできない。
さて、どうしようか・・・
いろいろ考えた末、浜比嘉島まで行ってみることにする。
那覇を抜けて暫し、まずは知り合いの美女二人と再開を果たす。
仕事前でゆっくり話をすることはできなかったけれども、変わらず元気そうで何より。
お土産を渡して軽く立ち話をした後、再び島を目指す。
微妙な眠気も何のその。海中道路に入る前に勝連城址に立ち寄る。
以前に来たのは半年前、あの時は曇り空で今ひとつの展望だったけれども。
今回は・・・
・・・やっぱり曇り気味。それでも、中城湾と金武湾を一望できるゼイタク。
海中道路の「海の駅」で車を停めて一休み。・・・あかん、やっぱり眠い。
明日の準備を考えると、ここで一眠りする訳にもいかないし。
しょうがない、また今度にするか。
330を南下、最短距離で直行・・・のはずが、いつの間にか58号にいる自分。
???
ま、まぁいいや。
ウチについて結局一眠りした後、出張準備開始。意外と大荷物になるもんやな。
携わっているプロジェクトの、沖縄担当分が本日終了。
各機能の担当者から引継ぎのための説明をしてもらう。
これを背負って、来週からは東京で仕事を続けることになる。
引継ぎを終えた人は、いかにも「終わった〜!」って顔。いいなぁ。
夜は近くで打ち上げ。
初夏の頃から一緒に働いてきたメンバーとも今日でお別れかと思うと
自然としんみりと・・・なるはずもなく。
おぉーい、みなさんー、もうイイ大人なんだからぁー・・・
まぁ、最後だし。
日付も変わろうかという頃、少し早めの帰宅。
明日の朝は早いぞ。
東京出張、正式決定。
出発は今度の日曜。寝泊りは都内某所。終了日、11月中旬〜年末
今回お世話になるウィークリーマンションは、ネットが使えないらしい。
ネットカフェでも探すか・・・
東京の知り合いに連絡しておく。
何だかんだ言っても、コイツらとすぐ会える距離で生活できるっていうのは嬉しいもんだ。
仕事の方も落ち着いてきたかな?って感じ。
そりゃそうだ。このプロジェクト、沖縄担当分のお仕事は今週一杯で終了やし。
各拠点が担当していた作業は、中心となる東京に集められて、
今年いっぱいかけて最後の仕上げが行われるっていうしくみ。
そして。時を同じくして東京に拉致られることが、もはや公然の秘密となっている自分。
出発まで1週間もない(はず)っていうのに、
正式な出発日も、
泊まる場所も、
沖縄に戻る日も、
何一つ決まっていないってのはどういうコトやねん・・・
・・・いまさら、東京で、か。
今日の沖縄は終始小雨模様。
何だか妙に蒸し蒸しする。
台風の日の瀬長島。
言わずもがな、今年は台風が多い。
しかも最近の台風は、狙ったように週末に来襲。
先週の夏休み、後半2日は家から出ることもままならず。
今日も小雨が降ったりやんだり。
んんん、週末くらい、有意義に過ごさせてくんないかなぁ。
[07:00 - 宿所]
全身の筋肉痛で目が覚めたのが3時ごろ。
部屋に戻ってそのままベットの上で寝ていたらしい。
昨日は荷物全部持ったまま歩きまわってたからな・・・寝足りん。
軽く朝食を取って、身の回りを片付けてた後、チェックアウト。
[09:40 - 御堂筋線心斎橋駅]
個人的には、ホームで電車到着のメロディを聞いた時が1番大阪に来たって気がする。
昨日に引き続き、Yは微妙に機嫌が悪い。朝方まで眠れんかったらしい。
不規則な生活は相変わらずというか(苦笑)
[10:20 - 中央線大阪港駅]
高校の修学旅行以来だから8年ぶりか。何となく駅構内も憶えてる。懐かしいな。
サントリーミュージアムへ企画展を見に行く。
正直こういう展示会には殆ど縁がないけれども、意外とハマってしまう。
やべ、また時間がない。
[12:00 - マーメイド広場]
今日は空が高い
もし一人だったら、このまま時間ギリギリまで天保山公園見て行っただろうよ。
と言ったら呆れられた。まぁ、そりゃそうだ。
キタで食事をとるつもりで、そのまま梅田の地下街で店に入る。
いい加減二人とも疲れてたし。
渡し忘れていたお土産を出すと、やっと笑顔が戻った。
疲れてる時に付き合ってくれてアリガト。
また時間ができたときにゆっくりな。
[13:50 - 大阪モノレール]
今日の大阪は天気がいい。
沖縄に戻ったら、台風の影響があるんだろうな・・・
遠くに梅田のビルが見える
<今回の旅の教訓>
一 日程は計画的に。
二 時間には余裕を持って。
三 お土産は最初に渡しましょう。
[06:40 - 自室]
マズイ、完璧に寝過ごした。
げ、何にも準備してない。えぇと、まっぷるにカメラに・・・
あかん、空港まではタクシー使お。
[07:30 - 那覇空港]
チェックイン&土産購入完了。この時点で30分も余裕があるのは何だか久しぶりや(笑)
それにしても。空港とか駅とかって場所は、どうしてこうもワクワクするんやろ。
さて、それじゃ行きますか。
[10:00 - 関西国際空港]
おぉ!さすがは国際空港。デカイ。
おもわず探検したくなる(笑)気持ちを抑えつつ、飛行機の中で立てたプランを再確認。
関空 → 法隆寺 → 平城京跡 → 奈良公園 → 大阪
・・・大雑把。
ま、まぁいつものことやし。
まずは奈良を目指して出発や。
[12:00 - 法隆寺]
JR法隆寺駅から歩くこと約20分。ここまでは静かな街だなぁって印象だったけれども。
・・・エラい賑わいやね。
なになに?小学校が3つと高校が1つ。さすが修学旅行シーズン。
オコサマ方を掻き分け掻き分け見てまわる。
中門から南大門方向
五重塔をよく見ると・・・ 鬼?
遅めの昼食は法隆寺の目の前の店で「柿うどん」なるものを注文。
これ、イメージとしては「オレンジ色した山菜うどん」って感じ。
撮っとけばよかった・・・
味は思ったほど柿々してない。ふつうのうどんとしては結構美味しい。
ちょっと時間オーバー。平城京跡は諦めて、奈良公園を目指そう。
[15:00 - 奈良公園]
考えてみれば、普通の公園にいるハトと同じレベル。
ただ、それが鹿なだけ。これって実は凄くないか?
信号待ち
あちこちから人の叫び声が聞こえる。
ま、振り向いた目の前に鹿がいたら驚きもするわな(笑)
人と鹿を避けつつ東大寺へ。
大仏さんの前はスゴい混雑。
ゆっくり一周。陽が傾き始めたせいか、四天王の顔が陰ってよく見えない。ザンネン・・・
大仏さん撮影会場はコチラです
[18:00 - 大阪・なんば]
高島屋前で学生時代からの友人Yと待ち合わせ。
高島屋の正面玄関が分からずに右往左往してると出会い頭に怒られた。
何もそこまで怒らんでも・・・
美味しいお好み焼き屋で話し込む。そういや、あの頃の話をするのって久しぶりやな。
つい最近のことみたいでも、もう3年経つのか。
どこかで見たことある風景やな
明日をどう過ごすか。飛行機が昼過ぎに出ることを考えると、予定通りに京都に
行くのはかなりタイトなスケジュールになるらしい。
自分だけならともかく、コイツがいるからには無理する訳にはいかないし。
京都のかわりに神戸に行くか、はたまた大阪でゆっくりするか。
「なんでこんな中途半端な時間なのよ。」
・・・また怒られた。
結局、天保山に行くことにして、ちょっと早めの解散。
お互い睡眠不足でふらふらみたいやしな。
[24:30 - 自室]
1日目 [08:00]那覇空港 → [10:00]関西国際空港 → (奈良:詳細未定) → (大阪:友人Yと会う)
2日目 (京都:詳細はYにおまかせ) → [14:30]伊丹空港 → [17:00]
・・・。
ははは、我ならココまでアバウトなスケジュールは初めてやなぁ。
この10日ばかりは大抵この時間帯まで仕事だったし。
この状況で往復の飛行機と宿が確保できただけマシと言うべきなんかな。
ま、細かいところは明日の飛行機の中で決めよう。
奈良は初めてだから、ベーシックなコースを行ければいいか。
明日は6時前に起きて準備するとして、今日は寝よ寝よ・・・zzz
この連休中、那覇市街では「那覇まつり」なるイベントが行われてるらしい。
通勤路にある大きな公園もメイン会場のひとつらしく、夜店がところ狭しと並ぶ。
この時期でも浴衣を着て歩けるのはさすが沖縄。
来週はやっと夏休み。
紅葉にはちょっとはやいけど、秋の京都奈良にでも行ってみようか。
京都は何度も行ったけど、奈良に行くのは初めて。
どのあたりに行くのがオモシロイやろ?オススメとかありません?
燻っていそうなところを突付いてまわっていたら、炎が上がった。
振り返ってみると、周りにいたはずの彼らは、いつの間にか離れたところに。
顔は笑ってるけれども、目は「突付いたオマエが消せよ」と言っている。
・・・まぁ、確かに。
燻りが炎に変わる頃には、自分達には関係のない話になっている訳やし。
対岸の火事の火種を、今苦労して消してあげても、何の得にもならんし。
これまでも散々言われつづけて、自覚もある。
この業界でやっていくためには、当然割り切らなければならないコト。
気づけばそんなこと考えずに突っ走っているから、
知る人には「職人向き」なんて言われるんやろな。
さて、延焼を防ぐにはどうすればいいか。
考えが正しければ、このまま鎮火できるはず。